房総半島各地でパラレルに存在している日常を知覚し、知られざる千葉を発見する「 DAILY TOURISM(デイリーツーリズム)」。有名観光地だけではなく、私たちの日常と現地の日常との差異から、ささやかな豊かさ、新たな価値観と出逢う観光のあり方「日常観光」の眼差しで房総を巡ります。
房総半島の中央部は、南房総のリゾートのような華やかさもなければ、成田のような大きな門前町や空港もない。銚子のような日本一の漁港もなければ、流山や千葉ニュータウンのような若い世代に支持される新しくて便利な街も少ない。そもそも、長柄、長南、長生、睦沢という各町村がどこに位置しているのか、どれほどの人が把握しているのでしょうか。
そういう意味で、この地は色が付いていないプレーンなフィールドと云うことができそうです。だからこそ、「この土地らしさ」によって「在り方らしさ」を過剰に意識する必要もありません。個が個で在るための余地/余白があり、ただ存在することができる、生き方の選択肢がある、真の多様性がある。「自由」であるとも言い換えることができるでしょう。人と人との繋がりあいにもしなやかさがあります。逆説的に云えば、この自由さが「この土地らしさ」なのかもしれません。
千葉の中で最も日常観光しやすい自由に満ちたフィールド「中房総」。微かな声に耳を傾け現地の在るがままのシーンを見つめながら編集したのが、この『 BOSO DAILY TOURISM Ⅱ 』です。
■Specification
2022年5月25日発行
発行所/暮ラシカルデザイン編集室
編集発行人/沼尻亙司
本文160p(本文オールカラー/カバー付)
A5版
1650円(本体1500円+税)
■Contents
-白子町-
光の生まれる場所 剃金海岸から
[ cafe ]cafe fuchsia a cote de la mer
-長南町-
[ museum ]museum as it is
坂田敏子さんとas it is
Dialogue with Hiroshi Himeno -1-
KUSA.喫茶 姫野博さん as it isとの邂逅
[ folk toy ]芝原人形
-長生村-
[ coffee ]KUSA.喫茶 自家焙煎COFFEE+PAN.
Dialogue with Hiroshi Himeno -2-
絶望の海に光を灯す
[ indigo dye ]NORABI
[ cafe ]fato.
-袖ケ浦市-
[ green tea ]Restaurant Ushimaruと武井製茶工場を訪ねて
[ milk yokan ]牧場のハーモニー/奥野牧場
-いすみ市-
[ french cuisine / bake shop ]donner
-市原市-
[ cafe / clothing ]cafeのっぽ141
[ jam ]杉山ジャム工房
伝統の発酵食「とうぞ」
-長柄町-
[ cafe restaurant ]ey食堂
[ bookcafe ]ehon no ouchi sumica
金継ぎのある風景
[ urushi / kintsugi ]studio&gallery VINTON
-茂原市-
[ patisserie ]PATISSERIE CUISSON
-一宮町-
鳴戸川を歩く
[ organic grocery ]ゆふぞら
-睦沢町-
[ bakery ]石窯工房Pain de naru
[ vegan muffin ]米粉のおやつ Karuna
BOSO MAP
PHOTO SUMMARY