千葉県最北の街、野田市に
「 旧中村商店 」という古民家があります。
かつて肥料や石炭を商い、
旅館も営んでいた商家。
醤油の街らしく
キッコーマン野田本社の隣に佇んでいます。
時を経て今、この建物に入っているのは
ギャラリーやアトリエ、
ボタニカルショップやシェアキッチン。
そして通りに面した母屋の一角に、
「 CB PAC 」というお店があります。
読み方は、シービーパック。
店内ぜんぶ、千葉のもの。
店主の柿木さんにより選び抜かれた品々。
贈り物にしたくなるもの、
日常使いしたくなるもの、
さまざまに並びます。
柿木さんが語るのは、
商品の「スペック」よりも
その背景にある「人」。
この空間に何を置き、何を伝えるか。
その在り方から、
千葉の魅力の本質が見えてきます。
◆
CB PACは柿木将平さんが2018年6月に鎌ケ谷市で開業したお店。3年半後の2022年1月に野田市に移転オープンし、現在は「野田のシービーさん」として親しまれています。
店内には食糧品からうつわや籠などの工藝、服飾やフレグランス、さらには書籍や歯ブラシに至るまで、多彩なものものたちが並び、千葉のものづくりの「奥ゆき」を感じることができます。
今回そうした品々のうち、落花生菓子や江戸箒、ナッツやドライフルーツ、そしてダンク式コーヒーバッグに着目。「CB TRAVEL」と銘打ち、これらを生み出すつくり手のもとを柿木さんと旅することで、あたらしい千葉の旅の在り方を考えるきっかけになればと考えました。
また、CB PACの定番商品をつくる作家さんやメーカーを独自取材。知られざる千葉の魅力が、読者の方にとってのスタンダードになってゆけば嬉しいです。
■ Contents|目次
2 The narrative of the cafe #1
BATON|四街道市
12 special
CB TRAVEL 千葉の旅
18 AMBESSA & CO|南房総市
26 伊藤国平商店|八街市
32 ほうきや|木更津市
39 私市醸造|鎌ケ谷市
44 ニューオークボ|柏市
49 Iron warm plus & eda|松戸市
56 WOOD STUDIO KUZE’S|茂原市
64 KUSA.喫茶 自家焙煎COFFEE+PAN.|長生村
72 Dialogue KUSA.喫茶 × CB PAC
ダンク式コーヒー “二時” はいかにして生まれたか
78 CB PAC|野田市
88 book & essay
北の喫茶室から 喫茶と読書 ひとつぶ|松戸市
91 book & essay
南の書店から 北条文庫|館山市
94 factory tour
東越さんの製本用ゴム紐|千葉市
96 essay
田んぼの記録 草so|鴨川市
2025年7月25日発行
1650円(本体1500円+税)
発行|暮ラシカルデザイン編集室
編集発行人|沼尻亙司
本文98p+表まわり(オールカラー)
A4版変形
スクラム製本・ゴム紐綴じ
※編集室が裁断・折り加工を手掛けた独自製本です